白樺樹皮切り出し

原皮1枚から取れるのは　ごく僅かです

切れたり穴が開いたりと端材が多く出ます

できたのがこれ！

長さもバラバラになっちゃいます！

途中切れちゃうことも！

自然なものが相手なので　仕方ない！

きれいに剥がせる方が珍しい

厚みもバラバラです

丸くまとめてやっとこさです

こんなにきれいなのに　切れたり

ハガレなかったりします

ちょっとしたフシ？でも切れるので

慎重に刃物を入れます

ちいいさなフシ？でも　ここから切れるので

カット！

それでも60ＣＭのものを切り出せることもある

1枚の原反から30ＣＭ以上のものだけを製品に！

このようなフシのあるところは

大胆にカット！

切り出した皮はまとめてゆく

おおきなフシのようですが

これは使えません！

丸くコンパクトにしております

これだけでも　原反が5枚から10枚使います

ほとんどが　端材となります

例えばこの原反で　25ＣＭ幅なら長いものは2枚しか取れません！

原反全部を使えることはまずありません

それで　とったものがこれ！長いのが2本と短いのが2本のみ！

とても効率が悪いですね～　それだけ貴重な素材なのです

10ＣＭ幅の素材はビニールに入れて

乾燥を防ぐようにします

大きなフシを分析コレが樹皮で使えない部分

表はこれ！

表からは全く想像できない！

断面はこれ！　コルク層が厚くなったものです

フシをカットしてみる

なにやら傷ついたうえにコルク層が乗ってるようです

鹿に食われたあとでしょうか？　傷ついた部分が自然治癒した感じですね

ウダイカンバの場合　全くハガレない場合が多い

層が強くハガレない！全くあかん！

毎日樹皮と格闘しておりますが

なかなか　量の確保が難しいです！

お客様を待たせて申し訳ないが

出来ないものはできないのです

手間が大変で